お琴(箏)教室はカルチャーセンターや自宅教室など様々・・!
そこでどの教室でも共通する失敗しないポイントをお伝えします。
これは伝統芸能に刃向かったような内容です。
ですが自分の気持ちを大切にして「楽しく」お箏と触れ合えるように解説します!
失敗しないポイント8選
①自分の弾きたい曲を教えてもらえるか?
これすごく大事なことです!
箏の曲は「さくら」「六段の調べ」などが有名ですが、
あなたが弾きたいのはこの2つだけではないですよね?
そこで自分がどんな曲を弾きたいのか明確にすることが大切です!
具体的な曲名が浮かばなくても
- 超昔からある古曲
- 何となくお箏らしい曲
- 最近のJ-pop
- 昭和懐メロ
から答えを見つけるとモチベUPと先生との意思疎通がスムーズになります!
よく分からなくてもトキメキ判断でOK!
②YouTubeで弾きたい曲を見つけよう
自分で弾きたい曲を探すのに一番早い方法はYouTubeです。
「箏」で検索するだけで実際に弾いている曲がたくさん出てきます。
その中から「この曲いいな〜」と見つけたら先生に
「YouTubeで見つけた◯◯という曲を教えていただきたいです!」
と画面を見せたり、きちんと伝えてみましょう。
たくさんのジャンルがあるから見ているだけで楽しい!
③先生に曲提案してNG出されたら・・
自分の弾きたい曲を提案してNG出されることもあります。
それは先生が弾けないorやる気ないの2択です。
先生方は厳しい伝統芸能を生きてきて教室を開いています。
箏にも家元・流派があるので古曲しかほぼ弾けない先生もいますし、
積極的に最近の曲も挑戦してくれる先生もいます。
もし
その曲はお箏の良さが出ないですね〜
これは初心者には難しすぎます〜
などネガティブな発言をされたら、そこの教室はやめた方が良いでしょう。
否定から入って良い関係になるまでには誰しも時間はかかります。
同時にモチベも下がります。
④先生に曲提案してOK出されても・・
自分の考えを受け入れてくれてよかった!と喜びましょう!!
ですが初めは初心者が弾きやすい曲を教えてもらいます。
正しい姿勢・爪の当て方などを取得しながら、自分の好きな曲を教えてもらいましょう。
この曲を目標にまずは基本を頑張ろう!
⑤習う前に年間いくらかかるか聞く
箏は月々の月謝だけでは習えません。
月謝が1万円以内だとしても
- 楽譜代
- 発表会の会場費
- 尺八の先生へのお礼代
- 免状について(指導者になるための資格)
など・・
発表会に出る出ないに関係なく費用がかかる可能性もあります。
年間のおおよその金額が分かると安心ですね!
最終的に先生(師範)になるためには150〜200万はかかります。
あくまで趣味で楽しみたい方は「免状不要」です。
⑥発表会は必須?
音楽の習い事に発表会は付き物ですが・・
中には「自分1人だけ弾いて楽しみたい」「発表会は緊張するから出たくない」という人もいます。
ですが多くの先生方は「人に聴かせなければ上達しない」など言います。
正直・・別に何でも良くね?が私の答えです。
楽しく弾いていればもっと曲数増やしたいな〜と自然と思うので上達します。
ということで「発表会嫌だな〜」のタイプは必須なのか確認しておきましょう。
もちろん弾いているうちに考えが変わる場合もあるので、
その時は思いっきり発表会を楽しんでください!
「発表会は無理なく、自由参加ですよ」この一言があるだけで先生が柔軟な考えの持ち主か分かります。
今の時代、強制とかマジ無理!
⑦発表会は着物なの?
お箏の発表会は「着物」のイメージが強いと思いますが、
最近は洋服が多くなりました。
シンプルに着るのが大変!洋服がラク!
たくさんの着物を持っている先生も洋服は多いです。
逆に着物を着る機会が楽しみでお箏を習う方もたくさんいます!
日常で着る機会は少ないのでこの楽しみ方もおすすめです。
一応確認しておきましょう!
着物も洋服も選ぶ楽しさがあるよね〜
⑧振替レッスンはある?
体調不良や都合が悪い時、どうしても通えない時はありますよね。
その時に他の曜日や時間に変更が可能かあらかじめ聞いておきましょう。
融通が効くのは「自宅教室」の可能性が大きいです。
カルチャーセンターは運営元が先生ではないのでカルチャーセンターの決まりで動いています。
そのため振替までは難しいイメージがあります。
まとめ
昔は「先生に提案する」「費用を聞く」ことをしたら・・
「うちではお稽古できません。他当たってくださいませ。」と門前払いの時代でした。
厳しい伝統芸能を生き抜き教室を開いている先生方は本当に素晴らしいです。
なかなか真似できません。
現在お箏の先生の多くは60代後半〜80代の方がご活躍されています。
ということでアラフォーは歴は長くてもいつまでも若者扱い。
だからこそ伝統芸能を受け継ぎながらミドル世代が現代のやり方、考えを変えていかなければ
お箏自体消えてしまいますよね・・。
紹介したポイントを押さえながら、あなたに合う先生と出会えることが一番です!
先生は先生でも月謝を払うのはあなた。
入会してから後々トラブルにならないためにも確認しておきましょう!
物価高の時代だからこそ1円足りとも無駄にせず「お箏」を楽しんでください。